“佾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
イツ66.7%
いつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まづ七処女が古く、八処女が其に替つて勢力を得た。此は、神あそびの舞人の数が、支那式の「佾（イツ）」を単位とする風に、最叶ふものと考へられ出したからだ。
水の女 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
まず七処女が古く、八処女がそれに替って勢力を得た。これは、神あそびの舞人の数が、支那式の「佾（イツ）」を単位とする風に、もっとも叶うものと考えられだしたからだ。
水の女 (新字新仮名) ／ 折口信夫(著)
侯国の臣下でありながら、自分の家廟で、天子の舞である八佾（いつ）の舞を舞わせるような、僭上沙汰までやっていると聞くが、もしこれをも忍ぶとしたら、天下に忍びがたいものはないわけじゃ。
論語物語 (新字新仮名) ／ 下村湖人(著)