“横山町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よこやまちょう80.0%
よこやまちやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この年に五百の姉壻長尾宗右衛門が商業の革新をはかって、横山町よこやまちょうの家を漆器店しっきみせのみとし、別に本町ほんちょう二丁目に居宅を置くことにした。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
横山町よこやまちょうの質屋の路地奥なんかにきょをかまえて、オホン! とばかり、熊さんはっつあんや、道楽者の若旦那相手に説いたものですが、まったくそうかもしれません。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ならはせんと思へども然るべき師匠ししやうなきにより江戸兩國りやうごく横山町よこやまちやう三丁目かどにて折廻をりまはし間口奧行拾三間づつ穀物こくもつ乾物かんぶつるゐあきなひ則ち古河の吉右衞門が出店なるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
八百兩にて請出うけいだよめとなし吉之助きちのすけ勘當かんだうをも免し目出度めでたく夫婦ふうふとして喜八夫婦には横山町よこやまちやう角屋敷かどやしき穀物店こくものみせに三百兩つけあたへ家主平兵衞へいべゑへはみぎ横山町よこやまちやう地面ぢめん間口まぐちけん奧行おくゆき十八けん怙劵こけん種々いろ/\音物いんもつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)