“よこやまちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
横山町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三日に揚げずに来るのに毎次いつでも下宿の不味いものでもあるまいと、何処かへ食べに行かないかと誘うと、鳥は浜町はまちょう筑紫つくしでなけりゃア喰えんの、天麩羅は横山町よこやまちょう丸新まるしんでなけりゃア駄目だのと
斎藤緑雨 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
五百の帰った紺屋町の家には、父忠兵衛の外、当時五十歳の忠兵衛しょうまき、二十八歳の兄栄次郎がいた。二十五歳の姉やすは四年前に阿部家を辞して、横山町よこやまちょう塗物問屋ぬりものどいや長尾宗右衛門ながおそうえもんに嫁していた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)