“吉之助”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きちのすけ75.0%
西郷隆盛25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
話は与作が真打しんうちで、町内のもっともらしいのが五六人、番頭の左太松と、倅の甲子太郎と、出入りのとびの頭寅松とらまつと、小僧が二人——吉之助きちのすけ宮次みやじが、大切おおぎりの道具方に廻りました。
八百兩にて請出うけいだよめとなし吉之助きちのすけ勘當かんだうをも免し目出度めでたく夫婦ふうふとして喜八夫婦には横山町よこやまちやう角屋敷かどやしき穀物店こくものみせに三百兩つけあたへ家主平兵衞へいべゑへはみぎ横山町よこやまちやう地面ぢめん間口まぐちけん奧行おくゆき十八けん怙劵こけん種々いろ/\音物いんもつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
吉之助西郷隆盛翁ハ、先日土佐ニ行、老侯山内容堂エツし候所、実ニ同論ニて土老侯も三月十五日までに大坂まで被出候よし、薩侯にも急〻大坂まで参り土老と一所に京方に押入、まづ日州の大本を立候との事