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居着
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いつ
ふりがな文庫
“
居着
(
いつ
)” の例文
「ほんとうに、芸も、位も、江戸が一ばんですのに——みなさんで可愛がって上げたら、
屹度
(
きっと
)
こっちに
居着
(
いつ
)
いてしまうでしょうよ」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「あるかないか、昔からの言い伝えじゃ。お
内儀
(
かみ
)
さん、お前さんもこの土地に
居着
(
いつ
)
きなさるものなら、よく覚えておおきなさい、鉾尖ヶ岳から白馬ヶ岳まで一筋の雲……」
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
来たばかりのおたけは勝手が判らないのでよほど困ったらしいが、それでも一生懸命に働いてくれた。暗い夜を薬取りの
使
(
つかい
)
にも行ってくれた。目見得も済んで、翌日から私の家に
居着
(
いつ
)
くこととなった。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪