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『鶺鴒の巣』
ふりがな文庫
『
鶺鴒の巣
(
せきれいのす
)
』
鶺鴒が街道に沿った岩かげに巣をつくった。背のびをしなくても手の届くほどの高さであるが、今まで誰れも気がつかなかったらしい、ということをある夕方瀬川君が来て話した。瀬川君の宿と南里君の宿とは十町ほど離れているが、道は一本筋だから彼は南里君の宿 …
著者
尾崎士郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」1927(昭和2)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
考
(
かんがえ
)
何時
(
いつ
)
唆
(
そそ
)
唯
(
ただ
)
旁々
(
かたがた
)
欺
(
あざむ
)
犇々
(
ひしひし
)
若
(
も
)
鶺鴒
(
せきれい
)