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此君
ふりがな文庫
“此君”の読み方と例文
読み方
割合
このきみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このきみ
(逆引き)
此君
(
このきみ
)
にして
此臣
(
このしん
)
あり、
十萬石
(
じふまんごく
)
の
政治
(
せいぢ
)
を
掌
(
たなそこ
)
に
握
(
にぎ
)
りて
富國強兵
(
ふこくきやうへい
)
の
基
(
もと
)
を
開
(
ひら
)
きし、
恩田杢
(
おんだもく
)
は、
幸豐公
(
ゆきとよぎみ
)
の
活眼
(
くわつがん
)
にて、
擢出
(
ぬきんで
)
られし
人
(
ひと
)
にぞありける。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そのゆえ、遊女には
上﨟
(
じょうろう
)
風の
粧
(
よそお
)
いをさせて、
太夫
(
だゆう
)
様、
此君
(
このきみ
)
様などともいい、客よりも上座にすえるのです。それも、一つには、客としての見識だろうと思いますがのう。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
今こそ
法體
(
ほつたい
)
なれ、ありし昔の瀧口が
此君
(
このきみ
)
の
御爲
(
おんため
)
ならばと誓ひしは
天
(
あめ
)
が下に小松殿
只
(
たゞ
)
一人。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
此君(このきみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
検索の候補
此若君
“此君”のふりがなが多い著者
高山樗牛
作者不詳
小栗虫太郎
樋口一葉
泉鏡太郎
泉鏡花