“愛(いつ)” の例文
愛(いつ)くしみに満ち充ちた心を持って、裏口から誰も気の付かないうちに、さっさと帰って行ってしまった。
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
そなたをいかほども愛(いつ)くしもうが、一度、心に背(そむ)き、自分の栄華栄達の道具に使えぬとわかったときには、子にもせよ、娘にもせよ、もはや敵(かたき)として憎むほかはないであろう——
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
愛(いつ)くしみの微妙さを 思う。
五月の空 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)