トップ
>
詐
>
いつ
ふりがな文庫
“
詐
(
いつ
)” の例文
私はもう一度かの僧を呼び止めて、元禄武士に対する彼の
詐
(
いつ
)
わらざる意見を問い
糺
(
ただ
)
してみようかと思ったが、彼の迷惑を察して
止
(
や
)
めた。
磯部の若葉
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
実は無知な余を
詐
(
いつ
)
わり
終
(
おお
)
せた死は、いつの間にか余の血管に
潜
(
もぐ
)
り込んで、
乏
(
とも
)
しい血を追い廻しつつ流れていたのだそうである。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
紀信
(
きしん
)
は
詐
(
いつ
)
わって敵に降り、魏豹はとどまって城を守りました、いずれも主公の命に代わり、名を後世に残しましたもの。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「また、何か
詐
(
いつ
)
わりを構えて来たのだな」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
詐
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
“詐”を含む語句
詐欺
詐欺師
譎詐
詐術
詐偽
詐偽師
詐取
詐言
詐称
偽詐
詐欺賭博
詐謀
嘘詐
騙詐
譎詐権謀
詐術師
欺詐
詐僞師
大詐偽
野天詐欺
...