“嘘詐”の読み方と例文
読み方割合
うそいつはり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまたま下等な男どもにからかはれる女を見ても、如何にも羞しさに堪へない風情が、嘘詐うそいつはりや、慣習的の姿態とは見えず、心底しんそこから厭がつてゐるのだと信じて居た。
貝殻追放:016 女人崇拝 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
第一文章がうまい上に、知らない人が讀むと如何にも眞實ほんとらしく思はれる程無理が無く運んでゐて、此種の記事にはつきものの誇張を避けたところなどは、嘘詐うそいつはりの記事では黒人くろうとに違ひない。