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平常
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いつ
ふりがな文庫
“
平常
(
いつ
)” の例文
お徳はお源がどんな顔をして現われるかと内々待ていたが、
平常
(
いつ
)
も夕方には
必然
(
きっと
)
水を汲みに来るのが姿も見せないので不思議に思っていた。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
被告の身にとつては人の
好
(
い
)
い、
福々
(
ふく/″\
)
した、
朝餐
(
あさめし
)
を
甘
(
うま
)
く食べた裁判官に
出会
(
でくは
)
すといふ事が
大切
(
だいじ
)
だが、原告になつてみると、
平常
(
いつ
)
も不満足たらしい
茶話:01 大正四(一九一五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
さいは心の
利
(
き
)
く女であったので、信長の身近な用事は、
平常
(
いつ
)
もさいが心をくばっていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元来
(
いったい
)
この倶楽部は夜分人の集っていることは少ないので、ストーブの煙は
平常
(
いつ
)
も昼間ばかり立ちのぼっているのである。
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
“平常”で始まる語句
平常着
平常衣
平常服
平常帯
平常底
平常心
平常穿
平常著
平常通
平常遣