“つねづね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毎々46.7%
常々40.0%
平生6.7%
毎〻6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その都度母が言ったは、カレイが人間だった時、毎々つねづね不服で親を睨んだ、その罰で魚に転生してのちまでも、眼が面の一側にかたより居ると。
兄を利吒といひおととを阿利吒といひしが、長老は常々つねづね二人にむかひて、高きものはち、常なきものは尽き、生あれば死あり、会へるものは離るることあらむとさとしける。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
山又山の奥ふかく分入わけいると、ういう不思議が毎々あるので、忌々しいからうかして其の正体を見とどけて、一番退治して遣ろうと、仲間の者とも平生つねづね申合せているけれども
丹泉は元来毎〻つねづね江西こうせい景徳鎮けいとくちんへ行っては、古代の窯器の佳品の模製を良工に指図しては作らせて、そしていわゆる掘出し好きや、比較的低い銭で高い物を買おうとする慾張りや
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)