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毎々
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つねづね
ふりがな文庫
“
毎々
(
つねづね
)” の例文
毎々
(
つねづね
)
申され候事に、神道を明白に人々の腹へ入る如く書を著し、 天朝より開板して天下へ御
頒示
(
はんじ
)
成
(
な
)
されたしと
頻
(
しきり
)
に
祈念
(
きねん
)
仕り居られ候。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
その都度母が言ったは、カレイが人間だった時、
毎々
(
つねづね
)
不服で親を睨んだ、その罰で魚に転生して
後
(
のち
)
までも、眼が面の一側にかたより居ると。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
奥様
(
おくさん
)
勿体ないこと、奥様の信仰の堅くて
在
(
い
)
らつしやいますことは、
良人
(
やど
)
が
毎々
(
つねづね
)
御噂申上げるので御座いましてネ、お前などはホンとに
意気地
(
いくぢ
)
が無くて
可
(
い
)
けないツて、貴女
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
毎々
(
つねづね
)
、そのように承っておりますが、それは道理だけのものでございます、誰ひとり、あなた様を、自分の同輩だと思うものがございましょう、思おうとしても思われません
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
国王これを聞いて召し出し
毎々
(
つねづね
)
この国を荒らし廻る二鬼を平らげしめるに縫工
恐々
(
こわごわ
)
往って見ると二鬼樹下に眠り居る
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
▼ もっと見る
仏はなかなかの甘口で猴はそれを呑み込んで人間に転生したさに
毎々
(
つねづね
)
蜜を
舐
(
ねぶ
)
らせたと見える。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ある知人いわく、猫の屍は
毎々
(
つねづね
)
見るが純種の日本犬の死体は人に見せぬと。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
また猫や犬が時に葉や土を
掻
(
か
)
き戯れ、あるいは何か考うる体で尾を異様に動かすごとく、注意して観察せば、虎も時々異様な振舞いをなす事あるべく、
毎々
(
つねづね
)
これをみた人々が、虎方術を能くし
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
毎
常用漢字
小2
部首:⽏
6画
々
3画
“毎”で始まる語句
毎
毎日
毎年
毎晩
毎朝
毎夜
毎月
毎時
毎度
毎日々々