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常々
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つねづね
ふりがな文庫
“
常々
(
つねづね
)” の例文
いや私が
書生仲間
(
しょせいなかま
)
には
随分
(
ずいぶん
)
かようなる事に
常々
(
つねづね
)
注意
(
ちゅうい
)
し、当時の
秘密
(
ひみつ
)
を
探
(
さぐ
)
り出し、互に
語
(
かた
)
り合いたることあり、なお
洩
(
も
)
れたる
事柄
(
ことがら
)
も多かるべし
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
兄を利吒といひ
弟
(
おとと
)
を阿利吒といひしが、長老は
常々
(
つねづね
)
二人に
対
(
むか
)
ひて、高きものは
堕
(
お
)
ち、常なきものは尽き、生あれば死あり、会へるものは離るることあらむと
諭
(
さと
)
しける。
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
その成績によっては、君の
常々
(
つねづね
)
欲しいと云っておったロードスターを
購
(
か
)
ってやらんものでもない
遊星植民説
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
長靴がないことは少し残念だが、ルピック氏は
常々
(
つねづね
)
、ほんとうの猟師は、そんなものを眼中に置かないといっている。ほんとうの猟師は、ズボンを
踵
(
かかと
)
の上に引きずっている。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
その後叔父は、千代さんに別れのはなむけとして、千代さんが
常々
(
つねづね
)
欲しがっていた
真珠
(
しんじゅ
)
入りの指環を贈った。そしてそれが、二人の関係を永久に断つことのしるしとなった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
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千世子は
常々
(
つねづね
)
、頭の友達と、形の友達を持ちたいと思って居た。
千世子(二)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
々
3画
“常々”で始まる語句
常々暗誦