“無沙汰”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
ぶさた | 94.4% |
むさた | 5.6% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛斎は半蔵から王滝行きを思い立ったことを聞いて、あまり邪魔すまいと言ったが、さすがに長い無沙汰のあとで、いろいろ話が出る。
ひどく手持ち無沙汰らしく、その上茶を勧めたり菓子を出したりして、沈黙の時間を埋めることを心懸けているように見えた。
と女房の云いなり次第になり、遂に文治郎に無沙汰で銀座三丁目へ引越しましたが、後に文治郎が無名国へ漂流するのもお村の悪い為でありますから、女と云う者は恐るべきものでございます。