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不沙汰
ふりがな文庫
“不沙汰”の読み方と例文
読み方
割合
ぶさた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶさた
(逆引き)
不沙汰
(
ぶさた
)
見舞に来ていたろう。この
婆
(
ばばあ
)
は、よそへ
嫁附
(
かたづ
)
いて今は産んだ
忰
(
せがれ
)
にかかっているはず。忰というのも、
煙管
(
きせる
)
、
簪
(
かんざし
)
、同じ事を
業
(
ぎょう
)
とする。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
考えてみると四十日余りの
不沙汰
(
ぶさた
)
だ。
開封
(
かいほう
)
東京
(
とうけい
)
といっては早くても二ヵ月余、もし天候にめぐまれなければ
三月
(
みつき
)
は旅の空になる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
壽阿彌は怪我の話をして、其末には
不沙汰
(
ぶさた
)
の
詫言
(
わびこと
)
を繰り返してゐる。「怪我
旁
(
かた/″\
)
」で疎遠に過したと云ふのである。此詫言に又今一つの詫言が重ねてある。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
不沙汰(ぶさた)の例文をもっと
(19作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
沙
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
汰
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
検索の候補
手持不沙汰
御不沙汰
沙汰
御無沙汰
音沙汰
無沙汰
手持無沙汰
御沙汰
取沙汰
表沙汰
“不沙汰”のふりがなが多い著者
近松秋江
中勘助
泉鏡太郎
泉鏡花
吉川英治
江戸川乱歩
与謝野晶子
森鴎外
岡本かの子