トップ
>
手持不沙汰
ふりがな文庫
“手持不沙汰”の読み方と例文
読み方
割合
てもちぶさた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てもちぶさた
(逆引き)
其
(
その
)
馬
(
うま
)
がさ、
私
(
わし
)
も
別
(
べつ
)
に
馬
(
うま
)
は
珍
(
めづ
)
らしうもないが、
白痴殿
(
ばかどの
)
の
背後
(
うしろ
)
に
畏
(
かしこま
)
つて
手持不沙汰
(
てもちぶさた
)
ぢやから
今
(
いま
)
引
(
ひ
)
いて
行
(
ゆ
)
かうとする
時
(
とき
)
椽側
(
えんがは
)
へひらりと
出
(
で
)
て
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私は
手持不沙汰
(
てもちぶさた
)
を紛らすための意味だけに、そこの
棕櫚
(
しゅろ
)
の葉かげに咲いている熱帯生の
蔓草
(
つるくさ
)
の花を
覗
(
のぞ
)
いて指して見せたりした。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
例
(
いつ
)
になく
厭
(
いと
)
い避けるような調子で言って、叔父が机に
対
(
むか
)
っていたので、お俊はまた何か機嫌を
損
(
そこ
)
ねたかと思った。
手持不沙汰
(
てもちぶさた
)
に、勝手の方へ引返して行った。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
手持不沙汰(てもちぶさた)の例文をもっと
(8作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
沙
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
汰
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
検索の候補
手持無沙汰
不沙汰
御不沙汰
沙汰
御無沙汰
音沙汰
無沙汰
御沙汰
取沙汰
表沙汰
“手持不沙汰”のふりがなが多い著者
作者不詳
福沢諭吉
泉鏡太郎
泉鏡花
島崎藤村
岡本かの子