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てもちぶさた
ふりがな文庫
“てもちぶさた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
手持無沙汰
81.8%
手持不沙汰
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手持無沙汰
(逆引き)
折角
(
せっかく
)
楽みに来ても、楽めないでいるような客の前には、中年の女が
手持無沙汰
(
てもちぶさた
)
に銚子を振って見て、恐れたり震えたりした。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
着車時間は迫りけれども停車場内
寂
(
せき
)
として急に汽車の着すべき様子も見えず。大原は待合室に入りて人を待つ間の
手持無沙汰
(
てもちぶさた
)
に独り未来の事を想像する
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
てもちぶさた(手持無沙汰)の例文をもっと
(36作品)
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手持不沙汰
(逆引き)
例
(
いつ
)
になく
厭
(
いと
)
い避けるような調子で言って、叔父が机に
対
(
むか
)
っていたので、お俊はまた何か機嫌を
損
(
そこ
)
ねたかと思った。
手持不沙汰
(
てもちぶさた
)
に、勝手の方へ引返して行った。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
如何
(
いか
)
なる西洋嫌いも
口腹
(
こうふく
)
に攘夷の念はない、皆喜んで
之
(
これ
)
を
味
(
あじわ
)
うから、
爰
(
ここ
)
に
手持不沙汰
(
てもちぶさた
)
なるは日本から
脊負
(
しょっ
)
て来た用意の品物で、ホテルの廊下に
金行灯
(
かなあんどん
)
を
点
(
つ
)
けるにも及ばず
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
てもちぶさた(手持不沙汰)の例文をもっと
(8作品)
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