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口腹
ふりがな文庫
“口腹”の読み方と例文
読み方
割合
こうふく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうふく
(逆引き)
唯
(
たゞ
)
既
(
も
)
う
口腹
(
こうふく
)
の
慾
(
よく
)
を
充
(
み
)
たすといふのみで、
甚麼物
(
どんなもの
)
も皆同じ様に
掻
(
か
)
き
込
(
こ
)
んでぐつと
嚥
(
の
)
み
下
(
くだ
)
すに過ぎなかつた。
茸の香
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いかにも主人公のお説の通り、我々の
催
(
もよお
)
したる食道楽会は単に人の
口腹
(
こうふく
)
を
悦
(
よろこ
)
ばしめるためではなく、これに
拠
(
よ
)
って人の脳髄精神をも高潔正大になさしめる会合です。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
如何
(
いか
)
なる西洋嫌いも
口腹
(
こうふく
)
に攘夷の念はない、皆喜んで
之
(
これ
)
を
味
(
あじわ
)
うから、
爰
(
ここ
)
に
手持不沙汰
(
てもちぶさた
)
なるは日本から
脊負
(
しょっ
)
て来た用意の品物で、ホテルの廊下に
金行灯
(
かなあんどん
)
を
点
(
つ
)
けるにも及ばず
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
口腹(こうふく)の例文をもっと
(8作品)
見る
“口腹”の意味
《名詞》
口と腹。飲食。飲み食い。
(出典:Wiktionary)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々
“口腹”のふりがなが多い著者
上田秋成
村井弦斎
福沢諭吉
長塚節
薄田泣菫
夏目漱石
岡本かの子
芥川竜之介