“浅草橋”の読み方と例文
読み方割合
あさくさばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治六年筋違見附すじかいみつけを取壊してその石材を以て造った眼鏡橋めがねばしはそれと同じような形の浅草橋あさくさばしと共に、今日は皆鉄橋にけ替えられてしまった。
うわさに聞く浅草橋あさくさばしまで行くと、筋違すじかいで見たような見附みつけの門はそこにもあった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
学校の事もなにも忘れて、駒形こまがたから蔵前くらまへ蔵前くらまへから浅草橋あさくさばし………れから葭町よしちやうの方へとどん/\歩いた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)