“はんもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煩悶84.5%
斑紋10.5%
反問2.5%
斑文1.4%
半文0.7%
返問0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らも喧嘩(けんか)をするだろう。煩悶(はんもん)するだろう。泣くだろう。その平生を見れば毫(ごう)も凡衆と異なるところなくふるまっているかも知れぬ。
写生文 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
死体には鵜(う)の毛で突いた程の外傷もなく、鬱血(うっけつ)も、斑紋(はんもん)も、苦悶の跡も無いばかりでなく、毒物で殺したという疑も絶対にありません。
葬送行進曲 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
著者(ちよしや)はこのとき彼(かれ)に反問(はんもん)して、君(きみ)はこの町家(ちようか)を平家建(ひらやだて)と思(おも)つてゐるかといつてみたが、該學生(がいがくせい)が潰(つぶ)れ方(かた)の眞相(しんそう)を了解(りようかい)したのは、其状況(そのじようきよう)を暫時(ざんじ)熟視(じゆくし)した後(のち)のことであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
なぜなら EL のEは、Fの見誤りで、次にあるDの字は、腐肉に現われた自然の斑文(はんもん)。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
一生(いつしやう)を箱入(はこい)りらしく暮(く)らさせんとにや、さすれば此歌(このうた)は無心(むしん)に書(か)きたるものにて半文(はんもん)の價値(ねうち)もあらず、否(いな)この優美(いうび)の筆(ふで)のあとは何(なん)としても破廉耻(はれんち)の人(ひと)にはあらじ
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
左様(さよう)さ、先(ま)ず日本一の大金持(おおがねもち)になって思うさま金を使うて見ようと思いますと云うと、兄が苦い顔して叱(しか)ったから、私が返問(はんもん)して
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)