トップ
>
半文
>
はんもん
ふりがな文庫
“
半文
(
はんもん
)” の例文
下女がむやみに笑うのは小野さんに
愛嬌
(
あいきょう
)
があるからである。愛嬌のない御客は下女から見ると
半文
(
はんもん
)
の価値もない。小野さんはこの心理を心得ている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一生
(
いつしやう
)
を
箱入
(
はこい
)
りらしく
暮
(
く
)
らさせんとにや、さすれば
此歌
(
このうた
)
は
無心
(
むしん
)
に
書
(
か
)
きたるものにて
半文
(
はんもん
)
の
價値
(
ねうち
)
もあらず、
否
(
いな
)
この
優美
(
いうび
)
の
筆
(
ふで
)
のあとは
何
(
なん
)
としても
破廉耻
(
はれんち
)
の
人
(
ひと
)
にはあらじ
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“半文”の意味
《名詞》
一文の半分。
わずかな金銭。
(出典:Wiktionary)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳