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反問
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はんもん
ふりがな文庫
“
反問
(
はんもん
)” の例文
するとわたしはこちらから
逆
(
ぎゃく
)
に
反問
(
はんもん
)
して、わずかにこれに答えることができた。あの人たちにとってわたしが子でないならば、なぜぼくを
捜索
(
そうさく
)
したか。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
著者
(
ちよしや
)
はこのとき
彼
(
かれ
)
に
反問
(
はんもん
)
して、
君
(
きみ
)
はこの
町家
(
ちようか
)
を
平家建
(
ひらやだて
)
と
思
(
おも
)
つてゐるかといつてみたが、
該學生
(
がいがくせい
)
が
潰
(
つぶ
)
れ
方
(
かた
)
の
眞相
(
しんそう
)
を
了解
(
りようかい
)
したのは、
其状況
(
そのじようきよう
)
を
暫時
(
ざんじ
)
熟視
(
じゆくし
)
した
後
(
のち
)
のことであつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
然
(
しか
)
らば
善美
(
ぜんび
)
とは
何
(
なん
)
であるかと
反問
(
はんもん
)
するであらう。
夫
(
それ
)
は
食
(
しよく
)
に
關
(
くわん
)
して
述
(
の
)
べた
所
(
ところ
)
と
同工異曲
(
どうこうゐきよく
)
で、
建築
(
けんちく
)
に
當
(
あ
)
てはめて
云
(
い
)
へば、
善
(
ぜん
)
とは
科學的條件
(
くわがくてきでうけん
)
の
具足
(
ぐそく
)
で
美
(
び
)
とは
藝術的條件
(
げいじゆつてきでうけん
)
の
具足
(
ぐそく
)
である。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
いや、用人久賀彌門の調子には、此
反問
(
はんもん
)
を待ち構へたやうな、妙な
含
(
ふく
)
みがあつたのです。
銭形平次捕物控:173 若様の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とはねつけて、こんどは
賛之丞
(
さんのじょう
)
から
卜斎
(
ぼくさい
)
にむかって
反問
(
はんもん
)
をあびせかけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
と小使は眼をしょぼしょぼさせて
反問
(
はんもん
)
した。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
目賀野はいい気になって
反問
(
はんもん
)
した。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
マチアはわたしの
反問
(
はんもん
)
に返事ができなかったけれども、かれはけっして
承服
(
しょうふく
)
しようとはしなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「じゃア、なんですか?」とまた蛾次郎が
反問
(
はんもん
)
した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“反問”の意味
《名詞》
反 問(はんもん)
質問してきた相手に逆に問い返すこと。
(出典:Wiktionary)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“反”で始まる語句
反
反古
反対
反駁
反身
反物
反故
反撥
反芻
反響