“唸声”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うなりごえ84.6%
うなり7.7%
うめきごえ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづいて物の倒れる音、罵る音、叫ぶ声、最後に喉でも突き刺されたような恐ろしい、物凄い、荒々しい悲鳴、唸声うなりごえがする。
それにもひるまぬ狼の群は大勢を頼んで後から後から唸声うなりを上げて飛びかかる。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
って行く。あしが地になずんで、うごきするごとに痛さはこらえきれないほど。うんうんという唸声うめきごえ、それがやがて泣声になるけれど、それにもめげずにって行く。やッと這付はいつく。