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うなりごえ
ふりがな文庫
“うなりごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
唸声
91.7%
呻吟声
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唸声
(逆引き)
身動
(
みうごき
)
を
仕
(
し
)
たくも、不思議なるかな、
些
(
ちッ
)
とも出来んわい。其儘で暫く
経
(
た
)
つ。
竈馬
(
こおろぎ
)
の
啼
(
な
)
く
音
(
ね
)
、蜂の
唸声
(
うなりごえ
)
の外には何も聞えん。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
樋
(
ひ
)
の
破目
(
われめ
)
から漏れおちる
垂滴
(
すいてき
)
の
水沫
(
しぶき
)
に、光線が美しい虹を
棚引
(
たなびか
)
せて、
凧
(
たこ
)
の
唸声
(
うなりごえ
)
などが空に聞え、乾燥した浜屋の前の往来には、よかよか
飴
(
あめ
)
の太鼓が子供を呼んでいた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
うなりごえ(唸声)の例文をもっと
(11作品)
見る
呻吟声
(逆引き)
産をするまでは、荒い療治もしかねる局部の
爛
(
ただ
)
れが、拡がって来るばかりであった。叔母は聞いていても切なそうな
呻吟声
(
うなりごえ
)
を挙げて、夜も寝られない大きな体を床の上に転がっていた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
うなりごえ(呻吟声)の例文をもっと
(1作品)
見る
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