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風陰
ふりがな文庫
“風陰”の読み方と例文
読み方
割合
かざかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かざかげ
(逆引き)
焦生は其処の
風陰
(
かざかげ
)
を野宿の場処にしようと思った。彼は
脚下
(
あしもと
)
に注意しながら岩のはなを廻って往った。眼の前に火の光が見えてきた。その火の焔のはしに家の
簷
(
のき
)
が見えた。
虎媛
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
高い上空を吹いている烈風が峰に当って
渦流
(
かりゅう
)
をつくる。その渦が時々
風陰
(
かざかげ
)
のこの谷底に舞い降りて来るので、その
度
(
たび
)
ごとにこうした突風が屋を揺るがすのではないかと思われた。
雨の上高地
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
風陰(かざかげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
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