“かざかげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
風陰50.0%
風隠25.0%
風隱25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高い上空を吹いている烈風が峰に当って渦流かりゅうをつくる。その渦が時々風陰かざかげのこの谷底に舞い降りて来るので、そのたびごとにこうした突風が屋を揺るがすのではないかと思われた。
雨の上高地 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
風隠かざかげのぬくき垣内かきつの高野槙これの一木ひときの春のしづけさ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
風隱かざかげのぬくき垣内かきつの高野槇これの一木ひときの春のしづけさ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)