“徳久利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とくり33.3%
とっくり33.3%
どっくり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けっして吐き出しません。ことによると飲み足りないで、もう一本なんて、赤い手で徳久利とくりを握って、細君の眼の前へぶらつかせる事があるかも知れません。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
のたまわくだ。なにしてやがるかと思って、やぶけた窓の障子からのぞくとね、ポンポチ米を徳久利とっくりきながら勉強してやがるんだ。
くんちゃんはあたしとおみき徳久利どっくりのように、長唄のおつきあいざらいにお師匠さんに連れてかれた少女ひとだから、そのうちに書かなければならない。