“佐太”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さだ66.7%
さた33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐太さださん。石さんはよく勉強するね。きつと硯箱すずりばこになりますよ。」と、言ひました。すると佐太夫は
硯箱と時計 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
「朝日照る佐太さだの岡辺に群れゐつつ吾がく涙止む時もなし」(巻二・一七七)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
福島からは略ぼ直流して来た川も、佐太さた粟代あはしろとで、二回の屈曲をする、その間の高瀬では、川浪が白馬のたてがみを振ひながら、船の中へ闖入して来た。
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)