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岩脈
ふりがな文庫
“岩脈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がんみゃく
50.0%
ダイク
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんみゃく
(逆引き)
地相
(
ちそう
)
、
岩脈
(
がんみゃく
)
、
山骨
(
さんこつ
)
、
樹姿
(
じゅし
)
、それらのものからよく
観
(
み
)
ると、どんな
隠
(
かく
)
し道でもかならずわかるわけでございます。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
〔
向
(
むこ
)
うの
崖
(
がけ
)
をごらんなさい。黒くて少し
浮
(
う
)
き出した
柱
(
はしら
)
のような岩があるでしょう。あれは
水成岩
(
すいせいがん
)
の
割
(
わ
)
れ目に
押
(
お
)
し
込
(
こ
)
んで来た火山岩です。黒曜石です。〕ダイクと
云
(
い
)
おうかな。いいや
岩脈
(
がんみゃく
)
がいい。
台川
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
岩脈(がんみゃく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ダイク
(逆引き)
小さな
褶曲
(
フオールヂング
)
や白や褐色の
岩脈
(
ダイク
)
が、横に帯をしめたやうな、筋を入れたのが、美しく見える。
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
黄な
碼碯
(
めのう
)
色のものや、陶磁器の破片のように白く硬く光っているのもある、青い円石の中に、一筋白く
岩脈
(
ダイク
)
の入ったのが、
縞芒
(
しますすき
)
でも見るようで美しい、この高らかな大なる山稜を見ていると
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
岩脈(ダイク)の例文をもっと
(2作品)
見る
“岩脈”の解説
岩脈(がんみゃく、ダイク、dike、dyke)は、地層や岩石の割れ目にマグマが貫入して板状に固まった火成岩体。中心火道から放射状に伸びる岩脈がしばしば見られる。露頭で目にするのはその板状の岩体の断面のことが多いため、筋のようなものと思いがちである。
マグマが地層面に平行に貫入したものは岩床という。
(出典:Wikipedia)
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“岩”で始まる語句
岩
岩窟
岩魚
岩角
岩代
岩屋
岩石
岩壁
岩礁
岩畳
“岩脈”のふりがなが多い著者
小島烏水
吉川英治
宮沢賢治