“褶曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうきょく83.3%
フオールヂング16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして一度崩したものを押し上げると、今度はちがった面に断層が出来て盛り上るので、白線は地殻の褶曲しゅうきょくに似たような形になるのであった。
対岸には、異様な褶曲しゅうきょくをもった高い丘がつづき、切り立った断面に洞門の黒い口が見え、沼の水が激しい水路をつくりながら、その中へ流れ込んでいる。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
小さな褶曲フオールヂングや白や褐色の岩脈ダイクが、横に帯をしめたやうな、筋を入れたのが、美しく見える。
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)