“しゅうきょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
褶曲41.7%
皺曲33.3%
終局16.7%
終極8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
対岸には、異様な褶曲しゅうきょくをもった高い丘がつづき、切り立った断面に洞門の黒い口が見え、沼の水が激しい水路をつくりながら、その中へ流れ込んでいる。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
地殻の皺曲しゅうきょくや割れ目やすべり面の週期性に因って第二次的に決定される地形の週期性のあること、それによってまたあらゆる天然ないし人間的な週期性が現われることも注意に値いする。
自然界の縞模様 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
あの裾野すそのじん終局しゅうきょくをむすばれてしまうぞよ——
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
我々の第一の目的は完全なる憲法を得よう、それから憲法を得た以上は完全にこの憲法を施行し、発達せしめようというのが我々の終極しゅうきょくの目的である。
〔憲政本党〕総理退任の辞 (新字新仮名) / 大隈重信(著)