“御供”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ごくう32.1%
おとも21.4%
おんとも17.9%
おそなえ10.7%
みとも10.7%
ごく3.6%
ほや3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御供”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 植物学 > 植物学4.8%
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
文学 > フランス文学 > 詩1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
嗚呼あゝ神よ、若き人は女の生みたる子は、御供ごくう牡牛をうしよりも御心みこゝろかなふべし、
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
——山王様のおやしろで、むかし人身御供ごくうがあがったなどと申し伝えてございます。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
永禄えいろく三年五月二十日今川殿陣亡じんぼう遊ばされそろ時、景通かげみち御供おともいたし候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
巻紙を買う御供おともまでして彼を自分のへやへ連れ込んだのはこれがためである。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
で講武所總體は右の御進發の御供おんとも、親父も同じく大阪に滯在するうち徒目附かちめつけといふ役に轉じた。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)
「はッ、主税御供おんともつかまつりまする上からは、御道中いささかたりとも御懸念はござりませぬ。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そう持つのではないと叱られると、きっと御供おそなえのような平たい頭をかしげて、こう? こう? と聞き直した。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それから大きな赤いだいだい御供おそなえの上にせて、床の間にえた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
豊島としまのや千本ちもとのいてふ落葉する夕日の森に御供みともするかな
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
すめらぎのまれ行幸いでまし御供みともする君のさきはひ我もよろこぶ
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
おお、姫神ひめがみ——明神は女体にまします——夕餉ゆうげの料に、思召しがあるのであろう、とまことに、平和な、安易な、しかも極めて奇特なことばが一致して、裸体の白い娘でない、御供ごくを残してかえったのである。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
米を舂く水車船も、どうやら呑気らしい、御供ほやといふ荒村にしばらく船をとゞめて、胡桃の大木の陰になつてゐる川添ひの、茶屋で、私たちは昼飯を食べた、下条村の遠州ゑんしう街道かいだうが、埃で白い路を一筋
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)