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御供
ふりがな文庫
“御供”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごくう
29.4%
おとも
20.6%
おんとも
20.6%
おそなえ
11.8%
みとも
8.8%
おそなへ
2.9%
ごく
2.9%
ほや
2.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごくう
(逆引き)
考へたもので、差當り人身
御供
(
ごくう
)
に上がつたのは、近頃熱くなつて通つて居る、深川の踊り子、辰巳で一番と言はれた、美乃屋のお
小夜
(
さよ
)
といふ
妓
(
こ
)
ですよ
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御供(ごくう)の例文をもっと
(10作品)
見る
おとも
(逆引き)
聞て長八は成程
御道理
(
ごもつとも
)
の事なり兄樣へ一生の別れと申せば
假令
(
たとへ
)
元日
(
ぐわんじつ
)
であらうが
大晦日
(
おほみそか
)
で有うが是は行ねばならず直に今より
御供
(
おとも
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御供(おとも)の例文をもっと
(7作品)
見る
おんとも
(逆引き)
で講武所總體は右の御進發の
御供
(
おんとも
)
、親父も同じく大阪に滯在するうち
徒目附
(
かちめつけ
)
といふ役に轉じた。そこで私も京都の方を
廢
(
よ
)
して、親父と一緒に大阪に來て居た。
兵馬倥偬の人
(旧字旧仮名)
/
塚原渋柿園
、
塚原蓼洲
(著)
御供(おんとも)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
おそなえ
(逆引き)
千代子はそのなかで、例の
御供
(
おそなえ
)
に似てふっくらと
膨
(
ふく
)
らんだ宵子の
頭蓋骨
(
ずがいこつ
)
が、生きていた時そのままの姿で残っているのを認めて急に
手帛
(
ハンケチ
)
を口に
銜
(
くわ
)
えた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御供(おそなえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
みとも
(逆引き)
西の海東の山路、かなたこなた巡りましつつ、
明
(
あきら
)
けく
治
(
おさま
)
る御世の、今年はも十あまり三とせ、
瑞枝
(
みずえ
)
さす若葉の夏に、ももしきの大宮人の、人さはに
御供
(
みとも
)
つかへて、
東
(
ひんがし
)
の
京
(
みやこ
)
をたたし
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御供(みとも)の例文をもっと
(3作品)
見る
おそなへ
(逆引き)
「
斯
(
か
)
うして
置
(
お
)
いて、
詰
(
つま
)
り
食
(
く
)
ふためか」と
首
(
くび
)
を
傾
(
かたむ
)
けて
御供
(
おそなへ
)
の
位置
(
ゐち
)
を
直
(
なほ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
御供(おそなへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ごく
(逆引き)
姫神
(
ひめがみ
)
——明神は女体にまします——
夕餉
(
ゆうげ
)
の料に、思召しがあるのであろう、とまことに、平和な、安易な、しかも極めて奇特な
言
(
ことば
)
が一致して、裸体の白い娘でない、
御供
(
ごく
)
を残して
皈
(
かえ
)
ったのである。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御供(ごく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほや
(逆引き)
御供
(
ほや
)
といふ荒村にしばらく船をとゞめて、胡桃の大木の陰になつてゐる川添ひの、茶屋で、私たちは昼飯を食べた、下条村の
遠州
(
ゑんしう
)
街道
(
かいだう
)
が、埃で白い路を一筋、村の中を通つてゐる、ここで
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
御供(ほや)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
“御供”の類義語
供
御許
侍者
供人
御側
“御供”で始まる語句
御供物
御供養
御供水
御供所
御供揃
御供頭
御供衆
御供人
御供仕
御供寮
検索の候補
人身御供
御供物
御供養
御供所
御供揃
御供頭
御供衆
御供石
花御供
御供餅
“御供”のふりがなが多い著者
高山樗牛
ニコライ・ゴーゴリ
小島烏水
作者不詳
夏目漱石
島崎藤村
福沢諭吉
柳田国男
幸田露伴
正岡子規