“元日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐわんじつ76.9%
がんじつ23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松源まつげん伊予紋いよもん申付まうしつけます、おや御両人様おふたりさんからお年玉としだま有難ありがたうございます、只今たゞいますぐに、わたし元日ぐわんじつからふく/\です事よ。としたりてく。
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
聞て長八は成程御道理ごもつともの事なり兄樣へ一生の別れと申せば假令たとへ元日ぐわんじつであらうが大晦日おほみそかで有うが是は行ねばならず直に今より御供おとも
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
元日がんじつの ことですから、しゅじんの きゅうべえは いえの ものを みんな あつめて、とそを いわい、おぞうにを たべていました。
一休さん (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
いわば元日がんじつはこの地方ちほうでは、みんなないといってよいくらいで、まちほうはもうにぎやかでありました。幸作こうさく雪路ゆきみちあるいてまちへいきました。すると
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)