“がんじつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
元日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元日がんじつの ことですから、しゅじんの きゅうべえは いえの ものを みんな あつめて、とそを いわい、おぞうにを たべていました。
一休さん (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
いわば元日がんじつはこの地方ちほうでは、みんなないといってよいくらいで、まちほうはもうにぎやかでありました。幸作こうさく雪路ゆきみちあるいてまちへいきました。すると
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「君、元日がんじつに御目出たうと云はれて、実際御目出たい気がしますか」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そとにはゆきがちらちらとって、さむかぜいて、コトコトとまどや、やぶれた壁板かべいたなどをらしていました。元日がんじつも、こうして無事ぶじれてしまったよるのことであります。
金銀小判 (新字新仮名) / 小川未明(著)