“ごくう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御供62.5%
悟空31.3%
吾空6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
既に今昔物語には人身御供ごくうの物語が載っていて、遥かにのちの宮本左門之助の武勇談などの祖と為っている。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
野末のほうから風に乗って悟空ごくうのように素ッ飛んできた一粒の黒い人影があって、近づけば、それは子供か大人かわからない例の蜘蛛太くもたであった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
出代や父が年貢ねんぐのとゞこほり 吾空ごくう
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)