“御供(ごく)” の例文
姫神(ひめがみ)——明神は女体にまします——夕餉(ゆうげ)の料に、思召しがあるのであろう、とまことに、平和な、安易な、しかも極めて奇特な言(ことば)が一致して、裸体の白い娘でない、御供(ごく)を残して皈(かえ)ったのである。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)