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一喝
ふりがな文庫
“一喝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっかつ
91.7%
いつかつ
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっかつ
(逆引き)
一喝
(
いっかつ
)
して首筋を
掴
(
つか
)
みたる様子にて、
場
(
じょう
)
の内外
一方
(
ひとかた
)
ならず
騒擾
(
そうじょう
)
し、表門警護の看守巡査は、いずれも
抜剣
(
ばっけん
)
にて非常を
戒
(
いまし
)
めしほどなりき。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
平次が
一喝
(
いっかつ
)
するのと、八五郎が跳びつくのと一緒でした。首筋を
掴
(
つか
)
んで物蔭からズルズルと引出したのは、留守番に来ていた伝助。
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
一喝(いっかつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いつかつ
(逆引き)
すると菊池は
眉
(
まゆ
)
を挙げながら、「
譃
(
うそ
)
だよ、君」と
一喝
(
いつかつ
)
した。僕は勿論さう云はれて見れば、「ぢや譃だらう」と云ふ
外
(
ほか
)
はなかつた。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
と
膠
(
にべ
)
もなく、
一喝
(
いつかつ
)
をしたかと
思
(
おも
)
ふと、
仙人
(
せんにん
)
どのと
覺
(
おぼ
)
しき
姿
(
すがた
)
、
窓
(
まど
)
から
飛
(
と
)
んで
雲
(
くも
)
の
中
(
なか
)
、
山
(
やま
)
へ
上
(
のぼ
)
らせたまひけり。
鑑定
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一喝(いつかつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“一喝”の意味
《名詞》
禅宗で悟りを得させるための叱咤。
大声で咜ること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
喝
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
大喝一声
“一喝”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
木下尚江
小山清
佐々木味津三
橘外男
国木田独歩
泉鏡太郎
泉鏡花
蒲原有明