“臆気”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おくき33.3%
おくびょう33.3%
おじけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「存じて居ります。昨夜のあれは、赤外線男でございましたでしょうか」老人は急に臆気おくきがついてブルブルふるえ出した。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「そんなはずはあるまい、人を殺さなくても天性度胸のいい者はいい、臆気おくびょうな奴が、かえって大事をしでかすこともあるものさ」
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「本当にやる気があるのかい。臆気おじけをふるっているんなら、『まあ見合わせましょう』というがいいぜ。今が最後のチャンスだ」