“遅麦”の読み方と例文
読み方割合
おそむぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山の一つのひだのくぼみ、四方閉ざされた正しい円形の谷間で、夕陽の光が一面に当たっていた。赤土の地面であって、中央の狭い金色の野には、遅麦おそむぎさび色の燈心草が生えていた。