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遅滞
ふりがな文庫
“遅滞”の読み方と例文
読み方
割合
ちたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちたい
(逆引き)
そう思いながら、三十ヶ所を越える市営建造物の清掃を
遅滞
(
ちたい
)
なく行うことはなかなか容易なことではなかった。毎度、喧しく云われ通しであった。
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
どの女房たちも
遅滞
(
ちたい
)
なしに集まって来て、いずれも年の若い玉藻に敬意を表しているのを見ると、忠通はこの頃におぼえない愉快と満足とを感じた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かりに五十日や百日お
寝
(
やす
)
みでも、決して時務に
遅滞
(
ちたい
)
はいたしませぬ、諸大名も案じています、どうぞ充分御静養を取られますようにと、さすがもう
世嗣
(
よつぎ
)
の
嫡男
(
ちゃくなん
)
らしく自負して言った。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遅滞(ちたい)の例文をもっと
(5作品)
見る
“遅滞”の意味
《名詞》
遅 滞(ちたい)
物事の進行が遅れ、滞ること。
(出典:Wiktionary)
遅
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
滞
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“遅滞”の類義語
滞
遅延
延滞
“遅”で始まる語句
遅
遅々
遅疑
遅蒔
遅桜
遅鈍
遅刻
遅速
遅延
遅日
検索の候補
無遅滞
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吉川英治
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太宰治