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遅疑
ふりがな文庫
“遅疑”のいろいろな読み方と例文
旧字:
遲疑
読み方
割合
ちぎ
89.5%
おく
5.3%
たゆた
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちぎ
(逆引き)
大人のような
遅疑
(
ちぎ
)
がないので、事にぶつかると、素純なたましいは、この世とあの世の境を、つい
弾
(
はず
)
みでも、超えてしまうのであろう。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遅疑(ちぎ)の例文をもっと
(17作品)
見る
おく
(逆引き)
新九郎は、途中でふと千浪ではないかしらと
遅疑
(
おく
)
したが、
音無瀬川
(
おとなせがわ
)
の
縁
(
へり
)
へ出た時、川面の水明りでいよいよ彼女に間違いないことを知った。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遅疑(おく)の例文をもっと
(1作品)
見る
たゆた
(逆引き)
露置く
百合
(
ゆり
)
の花などの
仄
(
ほのか
)
に風を迎へたる如く、その
可疑
(
うたがはし
)
き婦人の
面
(
おもて
)
は
術無
(
じゆつな
)
げに挙らんとして、又
慙
(
は
)
ぢ
懼
(
おそ
)
れたるやうに
遅疑
(
たゆた
)
ふ時
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
遅疑(たゆた)の例文をもっと
(1作品)
見る
“遅疑”の意味
《名詞》
遅 疑(ちぎ)
疑い迷ってぐずぐずすること。
(出典:Wiktionary)
遅
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
“遅疑”で始まる語句
遅疑逡巡
検索の候補
遅疑逡巡
“遅疑”のふりがなが多い著者
森田草平
村井弦斎
徳富蘇峰
尾崎紅葉
与謝野寛
吉川英治
谷崎潤一郎
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森鴎外