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可疑
ふりがな文庫
“可疑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うたがはし
50.0%
いか
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたがはし
(逆引き)
露置く
百合
(
ゆり
)
の花などの
仄
(
ほのか
)
に風を迎へたる如く、その
可疑
(
うたがはし
)
き婦人の
面
(
おもて
)
は
術無
(
じゆつな
)
げに挙らんとして、又
慙
(
は
)
ぢ
懼
(
おそ
)
れたるやうに
遅疑
(
たゆた
)
ふ時
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
打惑
(
うちまど
)
ひて
入
(
い
)
りかねたる彼の
目前
(
まのあたり
)
に、
可疑
(
うたがはし
)
き女客も
未
(
いま
)
だ
背
(
そむ
)
けたる
面
(
おもて
)
を
回
(
めぐら
)
さず、
細雨
(
さいう
)
静
(
しづか
)
に
庭樹
(
ていじゆ
)
を
撲
(
う
)
ちて
滴
(
したた
)
る
翠
(
みどり
)
は内を照せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
可疑(うたがはし)の例文をもっと
(1作品)
見る
いか
(逆引き)
可疑
(
いか
)
がわしい銀行の地下室に預けるよりも安全確実と信じましたからかように計らいました次第であります。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
可疑(いか)の例文をもっと
(1作品)
見る
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜
“可疑”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
夢野久作