“可疑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うたがはし50.0%
いか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
露置く百合(ゆり)の花などの仄(ほのか)に風を迎へたる如く、その可疑(うたがはし)き婦人の面(おもて)は術無(じゆつな)げに挙らんとして、又慙(は)ぢ懼(おそ)れたるやうに遅疑(たゆた)ふ時
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
打惑(うちまど)ひて入(い)りかねたる彼の目前(まのあたり)に、可疑(うたがはし)き女客も未(いま)だ背(そむ)けたる面(おもて)を回(めぐら)さず、細雨(さいう)静(しづか)に庭樹(ていじゆ)を撲(う)ちて滴(したた)る翠(みどり)は内を照せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
可疑(いか)がわしい銀行の地下室に預けるよりも安全確実と信じましたからかように計らいました次第であります。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)