)” の例文
この人ごみの後を通り、二階桟敷に上らんとすれば、酔顔たる老人あり。鼈甲のかんざしに辮髪を巻き、芭蕉扇を手にして徘徊するを見る。波多野君、僕に耳語して曰、「あの老爺おやじ樊半山はんはんざんですよ。」
北京日記抄 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)