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夜分
ふりがな文庫
“夜分”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やぶん
92.3%
よる
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶん
(逆引き)
そこで、気の
逸
(
はや
)
い安床は、
夜分
(
やぶん
)
、仕事をしまってから、私の父を
訪
(
たず
)
ねて参り、時に兼さん、これこれと始終のことをまず話し、それから
幕末維新懐古談:03 安床の「安さん」の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
あの
時
(
とき
)
は
愚老
(
ぐらう
)
も
不審
(
ふしん
)
に
思
(
おも
)
ひました。
岸和田藩
(
きしわだはん
)
のお
武士
(
さむらひ
)
が
夜分
(
やぶん
)
内々
(
ない/\
)
で
見
(
み
)
えまして、
主人
(
しゆじん
)
美濃守
(
みののかみ
)
急病
(
きふびやう
)
で
惱
(
なや
)
んでゐるによつて
診
(
み
)
てくれとのお
話
(
はなし
)
。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
夜分(やぶん)の例文をもっと
(24作品)
見る
よる
(逆引き)
夫
(
それ
)
が
宜
(
よ
)
からう、ソコでお
前
(
まへ
)
さんは
施主
(
せしゆ
)
の
事
(
こと
)
だから
袴
(
はかま
)
でも
着
(
つ
)
けるかい。金「ナニ
夜分
(
よる
)
の
事
(
こと
)
でげすから
襦袢
(
じゆばん
)
をひつくり返して
穿
(
は
)
きます。「デモ
編笠
(
あみがさ
)
は
被
(
かぶ
)
らなければなるまい。 ...
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
甲「此の筆なるものゝ父は長らく病中
夜分
(
よる
)
もおち/\眠りもせずに看病を致して、何も
角
(
か
)
も売尽し、其の日に迫って袖乞に迄出る事を支配をも致しながら知らん事は有るまい、全く存ぜずに居ったか」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夜分(よる)の例文をもっと
(2作品)
見る
“夜分”の意味
《名詞・形容動詞》
夜中。夜間。よる。
(出典:Wiktionary)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“夜分”の類義語
小夜
暮夜
夜間
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業
検索の候補
夜中時分
日月星昼夜織分
“夜分”のふりがなが多い著者
高祖保
上司小剣
三遊亭円朝
作者不詳
泉鏡太郎
高浜虚子
鈴木三重吉
高村光雲
樋口一葉
海野十三