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やぶん
ふりがな文庫
“やぶん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夜分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜分
(逆引き)
館
(
やかた
)
の
屋根
(
やね
)
に
渦
(
うづま
)
いてかゝりますと、
晝間
(
ひるま
)
の
寢床
(
ねどこ
)
——
仙人
(
せんにん
)
は
夜
(
よる
)
はいつでも
一睡
(
いつすゐ
)
もしないのです、
夜分
(
やぶん
)
は
塔
(
たふ
)
の
上
(
うへ
)
に
上
(
あが
)
つて、
月
(
つき
)
に
跪
(
ひざまづ
)
き、
星
(
ほし
)
を
拜
(
をが
)
んで
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その鉄の戸は厳しく閉め切ってありまして、いくら王子の身でも、それを
夜分
(
やぶん
)
に開かせることは出来ませんでした。
お月様の唄
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
夜分
(
やぶん
)
には彼らもずいぶん里近くを通りました。その方が
路
(
みち
)
が楽であったことは、彼らとても変りはないはずです。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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(24作品)
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