夜分よる)” の例文
それからう、ソコでおまへさんは施主せしゆことだからはかまでもけるかい。金「ナニ夜分よることでげすから襦袢じゆばんをひつくり返して穿きます。「デモ編笠あみがさかぶらなければなるまい。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
甲「此の筆なるものゝ父は長らく病中夜分よるもおち/\眠りもせずに看病を致して、何もも売尽し、其の日に迫って袖乞に迄出る事を支配をも致しながら知らん事は有るまい、全く存ぜずに居ったか」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)