“耿炳文”の読み方と例文
読み方割合
こうへいぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八月耿炳文こうへいぶん兵三十万を率いて真定しんていに至り、徐凱じょがいは兵十万を率いて河間かかんとどまる。炳文は老将にして、太祖創業の功臣なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
のち戦功をって累進して将となり、しょくを征し、雲南うんなんを征し、諸蛮しょばんを平らげ、雄名世にく。建文元年耿炳文こうへいぶんに従いて燕と戦う。炳文敗れて、成とらえらる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
盛庸は初め耿炳文こうへいぶんに従い、つい李景隆りけいりゅうに従いしが、洪武中より武官たりしを以て、兵馬の事に習う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)