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耿々
ふりがな文庫
“耿々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうこう
75.0%
かう/\
18.8%
かうかう
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうこう
(逆引き)
緑酒と脂粉の席の間からも、其の道が、常に
耿々
(
こうこう
)
と、ヤコブの砂漠で夢見た光の
梯子
(
はしご
)
の様に高く星空迄届いているのを、彼は見た。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
耿々(こうこう)の例文をもっと
(12作品)
見る
かう/\
(逆引き)
父の
耿々
(
かう/\
)
の気が——三十年火のやうに燃えた野心が、かうした金の苦労のために、砕かれさうに見えるのが、一番瑠璃子には悲しかつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
耿々(かう/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
かうかう
(逆引き)
削り取られた分の窓ガラスはつめたくて実によく透とほり向ふでは山脈の雪が
耿々
(
かうかう
)
とひかり
氷河鼠の毛皮
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
耿々(かうかう)の例文をもっと
(1作品)
見る
耿
漢検1級
部首:⽿
10画
々
3画
“耿”で始まる語句
耿
耿紀
耿炳文
耿武
耿心
耿愚
耿気
耿瓛
耿耿
“耿々”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
菊池寛
中島敦
吉川英治
国木田独歩
有島武郎
幸田露伴
北原白秋
国枝史郎
森鴎外