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怒髪
ふりがな文庫
“怒髪”の読み方と例文
旧字:
怒髮
読み方
割合
どはつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どはつ
(逆引き)
どうかふだんの君のやうに、
怒髪
(
どはつ
)
を天に
朝
(
てう
)
せしめると同時に、内心は君の放つた矢は確かに手答へのあつたことを満足に思つてくれ給へ。
解嘲
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
老いの涙を垂らしていう
謝
(
しゃ
)
執事の言に、嘘があろうとは思えない。
怒髪
(
どはつ
)
天を
衝
(
つ
)
く、とはまさにこれを耳にしたときの彼の形相といってよい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかも書生が放吟し剣舞し、快と呼び壮と呼び、彼らをして
怒髪
(
どはつ
)
天を
衝
(
つ
)
かしむる者は、西郷・雲井らの詩ならざるべからず。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
怒髪(どはつ)の例文をもっと
(17作品)
見る
“怒髪”の意味
《名詞》
怒りのあまりに逆立った毛髪。
(出典:Wiktionary)
怒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“怒”で始まる語句
怒
怒鳴
怒濤
怒号
怒罵
怒気
怒涛
怒声
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芥川竜之介